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2019年2月の記事一覧

三郷栄中出前授業

 三郷市立栄中学校2年生を対象に学校説明と出前授業をさせて頂きました。高校の授業はいかがでしたか。
 今後も説明会等の行事を実施していきますので、興味を持った方はぜひ参加をしてください。


↑本校教諭による日本史の授業

雪の三北

先週末の雪で三郷北高校の校庭も雪景色となりました。(うっすらですが)
週明けには完全に溶けていたので、登校に支障はありませんでした。

認知症サポーター養成講座

平成31年1月25日(金)~31日(木)まで2学年全クラスの家庭総合で実施いたしました。

認知症サポーターとは、認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を応援するボランティアのことです。日常生活の中で認知症の人と出会ったときに適切な対応をすることで、認知症の人と介護をする家族の支えになることができることを目的とし、三郷市の高校では初めて実施いたしました。現場で働く専門家やボランティアの方(キャラバンメイト)をお招きし、講義とグループワークを行いました。

 

2月朝礼 校長講話

2月朝礼校長講話

 

 皆さん、おはようございます。

 今朝は寒かったですね。昨晩の雪で、畑だとか車だとかには少し雪が積もっていました。

 さて、今日から3年生が、家庭研修に入り、全校での集まりには1年生と2年生だけ、ちょっと寂しくなりました。3年生と過ごす日々もあと僅かです。1、2年生の皆さん、3年生にしっかり「ありがとう」を伝えてください。感恩祭も2週間後です。楽しみにしています。

 皆さんには日頃からいろいろとお願いをしています。2学期の終業式には「振り返ってください」、3学期の始業式には「目標を立ててください」。覚えていますか。

 今日は、何回も皆さんにお話ししていることを、もう一度お願いしようかと思います。それは、「ありがとう」と「挨拶」です。

 「ありがとう」ですが、今更ながら自分自身を振り返ってみると、皆さんよりうんと長く生きていますので、振り返りにも時間がかかるんですが、皆さんと同じ高校生だった時と今の自分で何ができるようになったかなって考えてみました。できることはたくさん増えたと思っていますが、何ができるようになったかを具体的に、うまく人に説明することができないんです。ただ、「ありがとう」だけはごくごく自然に出るようになりました。これは見返りを求めての「ありがとう」ではないんです。自分自身のための「ありがとう」だと思います。でも、昨日、コンビニでレジを済ませて、いつもと同じように「ありがとう」と言ったら、自分より年上の男性の店員さんが「こちらこそ」と返してくれたんです。「こちらこそ」。しばらく聞いたことがない言葉のような感じがして、嬉しかったです。

 「ありがとう」が自分の中で普通になってから、自分の心のいら立ちがめっきり少なくなったことは感じていましたが、昨日の「こちらこそ」でその思いを一層強くしました。「ありがとう」をうまく返してくれたなって感じです。

 もう一つ、「挨拶」です。生徒の皆さんから、保護者の皆さんから「挨拶しても、返してくれない先生がいる」という話を聞くことがあります。そのような先生がいたら、校長としてはちょっと残念です。でも、挨拶って、見返りを求めてのものではないと思っています。「返してくれない」っていうのは、『自分が挨拶してやってるのに、挨拶を返さないなんて』という思いがあるような気がします。見返りを求めての行動は、自分を苦しくするばかりです。見返りはあるんです。ただ、それはすぐではなく、明日かもしれないし、来年かもしれない。十年後、何十年もあとかもしれないんです。ですから、自分の心を豊かにするための挨拶だって思ってください。

 「ありがとう」も「挨拶」も自分の心を豊かにしてくれます。「ありがとう」も「挨拶」も自分の殻を柔らかくしてくれます。傷つけられるのが怖くて、自分の殻を固くする人が多いような気がしてますが、殻を固くすると自分自身を大きくすることができなくなります。殻を柔らかくして、内側から大きくなろうとする力を出させてほしいと思います。

 ぜひ、「ありがとう」と「挨拶」。実行してみてください。

 そして、いつもどおり、家に帰ったら、おうちの人に、「今日、校長がありがとうとあいさつの話をしてた」とお話ししてください。

 インフルエンザも流行っているようです。うがい、手洗い、しっかりやってください。

 以上です。