校長挨拶

 

 本校は昭和55年に開校し、令和8年度47年目を迎えます。

 「確かな学力のもと、進路指導・生徒指導・部活動指導を3本の柱に、地域に根ざした、生徒の青春の夢実現を目指す学校」を学校像として掲げ、生徒と教職員が一丸となって、学業や部活動、学校行事に日々取り組んでおります。

 これまで、三郷市をはじめとする地域の方々の温かいご支援とご理解を賜りながら、歩んでまいりました。今後も地域の皆様との結びつきを大切にし、さらに信頼され愛される学校となるよう努めてまいります。

 また、校舎1階には三郷特別支援学校三郷北分校が併設されており、体育祭やしひの実祭(文化祭)などの学校行事を通じて交流を深めています。三郷北分校の生徒たちとともに、多様な個性を尊重し合う学びの環境を築き、豊かな人間性と創造性を備えた、社会に貢献できる人材の育成に努めてまいります。

 今年度も、生徒の夢の実現に向けて教職員一同力を尽くし、地域の皆様の期待に応えられるよう邁進してまいります。今後とも変わらぬご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

   

                                                                                          令和8年4月1日

                                                                                          第18代校長 松本 晃一

掲示板

校長より

女子ハンドボール部 関東大会 

 令和8年6月6日(土)、彩の国くまがやドームほかで開催された女子ハンドボールの関東大会に、本校が出場しました。初戦の相手は山梨県代表の駿台甲府高校でした。試合は開始早々から互いに点を取り合う白熱した展開で進み、後半戦へ。試合終了間際まで本校がリードするも同点に追いつかれ、延長戦に突入しました。最後まで懸命に戦いましたが、惜しくも32対40で敗れました。

 選手たちは最後の一瞬まで全力を尽くし、素晴らしいプレーを見せてくれました。今後のさらなる活躍を期待しています。また、応援してくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

 

女子ハンドボール部関東大会1 女子ハンドボール部 関東大会2 女子ハンドボール部関東大会3

令和8年度第47回入学式(校長式辞 要約)

 春の暖かな陽気に包まれ、第47回入学式を無事に挙行できましたことを心よりうれしく思います。238名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。教職員一同、心から歓迎いたします。新入生の皆さんには、この3年間を有意義に過ごし、これまで先輩たちが築いてきた伝統を胸に、新しい歴史を切り開いていってほしいと思います。また、保護者の皆様には、お子様のご入学を心よりお祝い申し上げます。学校と家庭が連携し、お子様の成長を支えてまいりたいと存じますので、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 式辞では、新入生の皆さんに高校生活で大切にしてほしいことを2つお話ししました。

 1つ目は「失敗を恐れず、挑戦すること」です。高校生活では授業や学校行事、部活動な様々な経験が皆さんの成長の糧となります。挑戦するからこそ失敗を経験し、それこそが成長の証です。どうか前向きに、積極的に挑戦してください。

 2つ目は「問いかける心をもつこと」です。「なぜ」「どうして」と問いを持ち続け、考え工夫して学ぶことが、本当の理解と成長につながります。時代が急速に変わる今、社会や技術の進歩にも疑問をもち、深く考える姿勢を大切にしてください。

 これら2つのことを胸に、充実した3年間を過ごし、自信と誇りをもって新しい歴史を創り上げてほしいと願っています。新入生の皆さんの高校生活が実り多いものとなるよう、教職員一同、心から応援しています。

令和8年度1学期始業式 (校長講話)

 始業式では、新年度のスタートにあたり、これからの高校生活で大切にしてほしいことを2つお話ししました。

 1つ目は「とにかくやってみる」ということ。挑戦する前から諦めてしまうのではなく、まず一歩を踏み出すことの大切さをお伝えしました。失敗を恐れずに積極的にチャレンジしてください。

 2つ目は「簡単に壊さない」ということ。壊すことは簡単ですが、作り上げることは容易ではありません。だからこそ、これまで積み重ねてきた努力や友情、信頼、そして家族や友人の支えを大切にし、自分自身を大事にしながら高校生活を送ってほしいと思います。

 大胆に挑戦する勇気と、大切なものを守る慎重さ、この2つを両立させて、楽しく充実した高校生活を過ごしてください。皆さんの成長を心から応援しています。

 そして、この一年間、健康に気を付けて怪我なく元気に過ごしましょう。

令和7年度第44回卒業証書授与式 式辞 

 式辞

 日ごとの暖かさが増し、梅の香の薫るこのよき日に、武田PTA会長をはじめ多数のご来賓の  方々のご臨席を賜り、埼玉県立三郷北高等学校 第44回卒業証書を挙行できますことはこの上ない喜びであります。

 先ほど、卒業証書を授与された221名の44期生卒業生の皆さん、そしてご家族の皆様、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。

 さて、世界の変化のスピードは加速度的に速くなっているように思います。我々の人生は1度きりしかありません。この1度きりの人生を後悔なく送るためには様々な情報に対して正しいか正しくないかを自ら判断し、行動していかなければなりません。特にAIの進歩は目覚ましく、最近問題となっているディープフェイクの問題はまさに自分自身で情報の正誤について適切に判断することが重要であり、間違った情報により大きな失敗を起こさないようにしなければなりません。

 また、イーロン マスク氏は、現在皆さんも使っているスマートフォンは後5,6年で時代遅れになるであろうと予測しています。スマートフォンにはOSやアプリは必要なくなり、サーバーにあるAIと通信するためのいくつかの無線機、画面、スピーカー、そして全体を動作させるための軽量のプロセッサとメモリで構成されることになるそうです。

 こういった様々な変化がある中で、卒業にあたり卒業生の皆さんに素晴らしいそして、有意義な人生を送ってもらうために、「守破離」という言葉を紹介したいと思います。

 この言葉は、「守」は守るという漢字で、「破」は破るという漢字で、そして、「離」は離れるという漢字を書きます。

 この言葉は、戦国時代から安土桃山時代に活躍した、商人、茶人であった、千利休の教えをわかりやすく、覚えやすいように和歌の形にした、「利休道歌」の中に出てくる、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」という句から引用されたものとされているのが、「守破離」という言葉です。

 修業するにあたって、「守破離」の「守」とは、まずは師匠から教わった型を徹底的に守るところから修業が始まることである。「守破離」の「破」とは、師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになることである。そして、「守破離」の「離」とは、さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができることであり、このようにして新たな流派が生まれるのである。と言われています。

 また、「本を忘るな」とあるとおり、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならないということが大変重要である。と、言われています。

 禅宗の僧侶であり、TBSラジオのこども電話相談室の銘回答者として知られる、無着成恭さんは「型がある人間が型を破ると『型破り』、型がない人間が型を破ったら『形無し』」と語っており、これは歌舞伎役者である、十八代目中村勘三郎の座右の銘「型があるから型破り、型が無ければ形無し」としても知られています。要するに、「守破離」という言葉は、個人のスキルを表すため、茶道、武道、芸術等、あるいはスポーツや仕事等々において様々な成長のプロセスに用いることが出来る言葉であり、現代社会においても、

「守」は、上司・先輩に教わった業務を確実にこなすこと。

「破」は、基本を応用、発展させ独自のスタイルを模索すること。

「離」は、さらに発展させオリジナルな発想をすること。または独立すること。と、なぞられることができます。

 ぜひ、卒業生の皆様には皆さんには社会に出て、この「守破離」を実践してもらい、人生の成功を勝ち取ってほしいと思います。決して、「形無し」となることのないように努力を続けてほしいと思います。改めまして、ご卒業おめでとうございます。これからの皆様の活躍を心より祈念しております。

 ご家族の皆様におかれましては、お子様のご卒業は感慨ひとしおのことと存じます。高校卒業までの約18年間、深い愛情をもって慈しみ、育ててこられましたことに心から敬意を表します。そして本日卒業を迎えるにあたりご家族の喜びはいかばかりかと拝察いたします。これからお子様は大人として責任ある行動が求められます。まだまだ未熟なところもあると思いますので、ぜひとも人生の先輩として範を示していただき、輝かしい未来への道筋をつけさせていただければと存じます。

 また、入学以来この3年間本校の充実、発展のために本校の教育活動に多大なるご協力とご支援をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。

 結びに、公私ご多忙のところ、ご臨席を賜りましたご来賓の方々、ご列席いただきましたご家族の皆様に心より感謝申し上げます。 

 今後とも、本校へのご支援をお願い申し上げるとともに、皆様のご多幸と、卒業生の皆さんの今後の活躍を祈念し、式辞といたします。

 

                      令和八年三月十三日

                      埼玉県立三郷北高等学校長  橋  功

令和7年度 第46回入学式 式辞

式辞

 暖かな春の日差しに包まれ、生命の息吹を強く感じられる今日この頃、多数のご来賓の皆様のご臨席を賜るとともに、ご多忙の中、保護者の皆様にご出席いただき、本日、埼玉県立三郷北高等学校 第四十六回入学式を挙行できますことは。この上ない喜びであります。

 ただいま、入学を許可いたしました238名の新入生の皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。教職員一同、皆さんのご入学を心から歓迎いたします。

 本校は昭和五十五年四月一日に開校し、今年度、開校四十六年目を迎える、全日制普通科の高等学校です。「確かな学力のもと、進路指導・生徒指導・部活動指導を3本の柱に、地域に根ざした、生徒の青春の夢実現を目指す学校」を目指す学校像とし、「青春の夢を実現しよう」をスローガンに掲げ、熱心な教職員の指導の下生徒一人一人が自らの力を最大限に発揮し、豊かな人間性と創造性を備えた、地域、社会に貢献できる人材の育成に取り組んでまいります。

 ぜひ、新入生の皆さんには、先輩たちが作り上げてきた伝統を受け継ぎ、自信と誇りを持ち、充実した三年間を送るとともに、新たな歴史を築きあげてほしいと思います。

 さて、入学式にあたり、新入生の皆さんへ2つお話ししたいと思います。

1つ目は、自由についてです。

新入生の皆さんは自由という言葉についてどのように感じるでしょうか。自由とは何をやってもいい、と考えるかもしれません。自由とは、自分の意思で選択し、行動することができる状態です。高校生活において、皆さんはこれまで以上に多くの自由を手にすることになります。例えば、通学方法は徒歩、自転車、バスもしくは電車等を選択することができます。昼食はお弁当を持ってくるか、食堂で買って食べるか選択することができます。、校内の自動販売機で飲み物を買うことができたり、部活動で大会の会場まで自分で言ったり、時間の使い方や友人関係の構築など、さまざまな場面で自由を感じるでしょう。

 しかし、自由だからと言ってなんでも好きなようにやっていいと言えるでしょうか。実は、自由には必ず責任が伴います。責任とは、自分の行動や決定に対して説明責任を持ち、その結果に対処することです。高校では、学業や課外活動、そして人間関係においても、多くの責任を果たす必要があります。中学校より自由度が増す反面、その選択に対する学校生活や日常生活に責任を持つことも重要となります。

 つまり、自由と責任は切り離せない関係にあります。自由を享受するためには、その自由が他者の権利や自由を侵害しない範囲で行使されるべきです。例えば、言論の自由を行使する際には、他者を誹謗中傷したり、虚偽の情報を広めたりしない責任があります。このように、自由と責任のバランスを保つことが、皆さんの成長と成功に繋がります。

 これから、新たな高校生活が始まります。多くの自由を手に入れ、さまざまな挑戦が待っています。しかし、その自由を存分に楽しむためには、責任を持って行動することが大切です。皆さん一人ひとりが自由と責任のバランスを大切にし、自らの成長を楽しむことを心から願っています。ぜひ、皆さんの高校生活が充実し、素晴らしい日々となることを祈っています。

 2つ目は、個人の価値を尊重する態度や自他の敬愛と協力を重んずる態度を養って欲しいということです。

 昨年度より、本校の校舎の1階に、三郷特別支援学校三郷北分校が開校いたしました。分校の生徒16名が新たに入学し、合計32名の生徒が明日から同じ学び舎で一緒に学校生活を送っていくことになります。

 2016年4月に施行した障害者差別解消法には「障害による差別を解消し、誰もが分け隔てなく共生する社会を実現すること」を目的として、我が国では、障害のある人もない人も、互いにその人らしさを認め合いながら、共に生きる社会(共生社会)を実現することを目指しています。と書かれています。

 まさに、日本だけではなく世界中で目指している共生社会の実現を本校の中で実現させていくことができるのです。これは新入生の皆さんが人として成長できる大変すばらしいチャンスであると思っています。新入生の皆さんには北高生も分校生も分け隔てなく付き合い、お互いをリスペクトし、障害のある人もない人も、互いにその人らしさを認め合いながら、共に生きる社会を作ってもらうことを期待しています。

 さて、保護者の皆様には、お子様のご入学にあたり、改めてお祝いの言葉を申し上げます。本日は誠におめでとうございます。これまでの愛情に溢れたご指導に心より敬意を表します。

 私たち教職員一同、愛情と時には厳しさをもって、労を惜しまず、お子様の成長のために全力で取り組んでいく所存です。しかしながら、ご家庭の協力なくしてはお子様の成長はありません。どうか、本校の教育方針をご理解いただき、今まで以上に温かく見守っていただくと同時に、愛情あふれるご指導を引き続きよろしくお願いいたします。

 結びに、公私ご多忙のところ、ご臨席を賜りましたご来賓の方々には、心より感謝申し上げます。今後とも、本校へのご支援をお願い申し上げるとともに、保護者の皆様のご多幸と、新入生の皆さんの今後の活躍を祈念し、式辞といたします。

 

       令和7年4月8日

        埼玉県立三郷北高等学校長  橋  功

第43回卒業証書授与式 式辞

式辞

 日ごとの暖かさが増し、梅の香の薫るこの佳き日に、清水PTA会長をはじめ多数のご来賓の方々のご臨席を賜り、埼玉県立三郷北高等学校 第43回卒業証書を挙行できますことはこの上ない喜びであります。

先ほど、卒業証書を授与された223名の43期生卒業生の皆さん、そしてご家族の皆様、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。

さて、世の中はこの数年間で、私たちの周りの世界は急速に変化してきました。例えば、私たちが経験した新型コロナウイルス感染症による世界的なパンデミックは、生活様式や働き方、学び方に大きな影響を与えました。リモート学習やオンライン会議は、一時的な対応策であると思われていましたが、今では新しい常識となりつつあります。

数年前には想像もできなかったようなAIやロボット技術、そしてデジタルトランスフォーメーション等のテクノロジーの進化、戦争や自然災害による社会の変動、そして人・モノ・カネ・情報が国境を越えて結びつき、世界が一体化していくという、いわゆるグローバル化の進展により、私たちはこれまで以上に速いペースで変化に対応しなければならない時代に生きています。

こういった状況の中で、卒業にあたり卒業生の皆さんが今後どのように生きていくべきかをお話ししたいと思います。

アメリカの著名な発明家であり起業家であり、Appleの創業者でもあるスティーブ・ジョブズは、「Stay hungry, stay foolish.」と言っています。これは、常に飢えた状態でいなさい、常に愚かであり続けなさいと言っており、変化の速い世界で成功するためには、常に新しいことに挑戦し、学び続ける姿勢が重要であると説いています。 

つまり、高校を卒業して大学生、専門学校生や社会人になってからも、自分を向上させ続けることが重要であり、柔軟な思考と絶え間ない学びが必要です。また、自分の専門分野だけでなく、幅広い知識を身につけ、多様な視点から物事を考える力が必要となります。

 そのためには志をしっかり持ち、情熱と好奇心を持って新しいことに挑戦し続けてください。誠実さと信頼を大切にし、他者を尊重する人間でいてください。そして、学び続ける姿勢を忘れずに、常に自分を成長させていってください。困難に直面したときには、その経験から学び、前に進む力に変えてください。失敗は成功へのステップです。諦めずに挑戦し続けることで、必ずや素晴らしい未来を切り開くことができるでしょう。

 また、中国の偉人である孔子は「有志者,事竟成。」(ゆうししゃ、ことついになる)という言葉を残しており、これは、志を持つ者は、最終的に成功する。という意味です。私はこの1年間皆さんには、全校集会等で必ず、目標や夢を必ず持ちなさい、と言ってきました。覚えていますか。今、夢や目標を持っていますか。これからは、その夢や目標を実現させるために努力を怠らないでください。卒業生の皆さんの未来が輝かしいものであることを心から願っています。これからの皆さんの活躍を楽しみにしています。ぜひ、次のステージで頑張ってください。心より卒業おめでとう。

 ご家族の皆様におかれましては、お子様のご卒業は感慨ひとしおのことと存じます。高校卒業までの約18年間、深い愛情をもって慈しみ、育ててこられましたことに心から敬意を表します。そして本日卒業を迎えるにあたりご家族の喜びはいかばかりかと拝察いたします。これからお子様は大人として責任ある行動が求められます。まだまだ未熟なところもあると思いますので、ぜひとも人生の先輩として範を示していただき、輝かしい未来への道筋をつけさせていただければと存じます。

また、入学以来この3年間本校の充実、発展のために本校の教育活動に多大なるご協力とご支援をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。

 結びに、公私ご多忙のところ、ご臨席を賜りましたご来賓の方々、ご列席いただきましたご家族の皆様に心より感謝申し上げます。今後とも、本校へのご支援をお願い申し上げるとともに、皆様のご多幸と、卒業生の皆さんの今後の活躍を祈念し、式辞といたします。

 

       令和7年3月11日

        埼玉県立三郷北高等学校長  橋  功